『お部屋探しの変化!スマホでのお部屋探しが急増中』

スマートフォンの爆発的な普及は、お部屋探しに大きな変化をもたらしています。お部屋探しの際には、まずはインターネットで物件を検索するのが一般的でしたが、最近ではスマートフォンを利用して物件検索をする方が急増しています。増加の一途をたどるスマートフォンでの物件検索ですが、特に若い世代での利用率の高さには目を見張るものがあります。これからのお部屋探しにおいてはスマートフォンが鍵となることは間違いありません。

皆様は、スマートフォンをお使いになっていますか?
快適にインターネットを楽しめるという特徴があり、ここ数年で若い世代を中心に爆発的に普及しており、入居者のお部屋探しにも大きな変化をもたらしています。
入居者がお部屋探しをする際には、まずはインターネットで物件を検索するのが一般的でしたが、最近では、スマートフォンを利用して検索する方が急増しています。

大きく変わる物件検索方法

不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)の調査によれば、売買・賃貸物件の検索ツールは、2015(平成27)年にパソコンからスマートフォン中心に変わってしまったそうです。年とともにスマートフォンの利用率が高まり、2021年にはパソコン利用49.3%に対し、スマートフォン利用は91.8%まで伸びています。

不動産情報を調べる際に利用したもの

10代のスマホ利用率は100%

増加の一途をたどるスマートフォンでの物件検索ですが、特に若い世代での利用率の高さには目を見張るものがあります。

20~30代でもスマートフォン利用率は96%を超えるほどになっていますが、10代に至ってはスマホ利用率100%という驚異的な数値になっています。家主さんの世代では理解できないほどのものです。
 ところが60代以上の方達でも、パソコンとスマートフォンの利用率はほぼ同率となり、すべての年代でスマホは生活に根付いているのです。数年前までは、若い世代では賃貸住宅利用者が多く、賃貸住宅経営においては如何にしてその世代に物件をアピールするためにスマホでの物件掲載方法を考えることが重要と言われましたが、今や、すべての年代の方達に対してもスマホ対策が重要となっているのです。従って、スマートフォンサイトに物件情報を掲載することは、入居者募集の方法として理に適っており、高い効果が期待できます。反対に、スマートフォンサイトに物件が掲載されていない場合には、掲載してもらうように管理会社等に働きかけてみると良いでしょう。また、掲載はされていても物件の魅力が十分に伝わっていないようであれば、画像の差し替えなどの対応が必要になります。

オーナーさん自身の目で確認すること

賃貸住宅経営全般に当てはまりますが、管理会社等に仕事を依頼したのであれば、必ずその成果を確認する必要があります。スマートフォンサイトへの掲載を依頼したのであれば、必ずオーナーさん自身がそのサイトを確認しなければなりません。パソコンと比べ、細かな操作が出来ず、画面も小さいスマートフォンでは、本当にご自身の物件が簡単に検索できるのか、見やすく表示されているのかのチェックは特に大切になります。

これからのお部屋探しにおいてはスマートフォンが鍵となることは間違いありません。
普段はスマートフォンをご利用にならないオーナーさんにとっては煩わしいことかも知れませんが、入居者がどのように物件検索をしているのかをオーナーさん自身の目で確認することが重要なのです。

IT技術の進化は早く、苦手意識を持っているオーナーさんも多いかと思います。しかし、時代に取り残されないようにするためには、知らないことであっても興味を持って、積極的にチャレンジする姿勢が求められます。

東京共同住宅協会では、賃貸経営・賃貸管理でのお悩みやお困りなどのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

※2014年4月14日執筆(2022年09月23日加筆):記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認くだ

さい。