ご相談内容

賃貸住宅での暮らしぶりも、このコロナ禍で随分と変わってきました。先日、入居者さんから次のようなお話がありました。

「日中に、建物内の廊下をうろうろと行ったり来たりしている男性がいます。気味が悪いし不審者のようなので、調べて欲しい」と連絡がありました。巻き込まれると怖いので、管理会社さんに連絡して調べて貰うことにしました。その結果、コロナ禍なので外出を避けて建物内をウォーキングしていた入居者のお爺さんだったことが分かりました。何でもない、取り越し苦労でした。

二つ目は、心配顔をした別の入居者さんからのお話でした。「テレワークになったのですが、田舎の実家でもできる仕事だったので、定期的に帰省していました。田舎に行く際には、火災などがないよう電気・ガスの元栓まで閉めて帰っていました。実家半分、自宅半分という割合なのに、電気料金が全く下がっていないのです。留守中、誰かが入っていないかとても心配です」と言われました。管理会社さんを通じて、電力会社に調査して貰いました。その結果、確かに不在時期には電力使用量ゼロでしたが、在宅時期はテレワークで1日中いらっしゃったので、通常の23倍の電力使用量になっていたことが判明しました。

こういう状況下で人々の暮らしも変わり、神経質になったり、今まであり得なかったようなトラブルやクレームも発生していますので、皆さんもこのようなことを念頭に置きながら、賃貸経営に取り組まれた方が良いと思っています。

回答

コロナ禍という特殊状況での珍事かと思います。賃貸管理会社のカスタマーセンターの方からお伺いしたのですが、コロナ禍で増えたことの一番は、やはり近隣の騒音問題で、もの凄く増えているそうです。倍増と言っても過言ではないそうです。

つい先日も、深夜にユーチューブの収録をしているだろうと思われる声が聞こえてきて迷惑なので、注意喚起して欲しいとのクレームもありました。また、日中は不在だった入居者さんがテレワークでずっと在宅するようになり、子供が騒がしい、足音がうるさい、物を落とす音まで聞こえてくるというクレームも増えてきています。
それと合わせて多くなっているのが、ゴミ出しについてのクレームです。在宅時間が増えたので、断捨離やお部屋の整理整頓をすることで、ゴミ出しのクレームが随分と増えています。騒音、ゴミのクレーム増加と同時に、今までは在宅時間が短かったために見過ごしていたことが気になり、入居者さんが見過ごしできないようなストレスを感じるようになり、賃貸住宅そのものに対する不満になってきています。

クレーム対応で重要なのは管理会社との連携です。管理会社さんはクレーム対応のノウハウを多数お持ちです。
家主さんご自身の判断で対応をされて、入居者さんとのトラブルに発展した事例もあります。管理会社を通じた対応をして貰うことで、快適な暮らしを実現することが重要になってくると思います。