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  • 入居時にこんなサービスや気配りを
  • “プラスαサービス”で、さらに入居者のサポートを

入居者に喜ばれるサービスを積極的に提供

 こうしたいわば“必須サービス”に加えて、入居者に喜ばれるサービスを積極的に提供することで差別化を図ることが重要です。実際に実施されている事例を中心に、いくつかをご紹介しておきましょう。

■便利な小物類のサービス

転入時に便利なちょっとした品を部屋に用意しておくことで、入居者に喜ばれ、印象を高めることが可能に。
例えば… 

◇ぞうきん◇ティッシュ◇洗剤&スポンジ
◇救急バンソウコウ◇ボールペン◇ゴミ袋

いずれも「100円ショップ」で購入でき、数百円もあればいろいろ種類を揃えることができます。

■生活備品、機器のサービス

多少価格は張るものの、下記のような品物をサービスして入居者から非常に喜ばれているオーナーさまも。
◇ガステーブル
入居のたびに、新品のガステーブルを備品としてサービス。まさに“身ひとつで入居できる”と好評。
◇カーテン
「以前使用していたものはサイズが合わない」「どこで買っていいかわからない」というケースが多いため、ベーシックな色柄のものをオーナーさまが用意。これも、とくに男性単身者には好評。
入居者によっては、自分の気に入った製品を使うケースもあるため、いずれも「ご自身のものがあれば、ご返却ください」といったメッセージを添えてご用意。“心に響くサービス”として評判を呼んでいます。

■周辺ガイドの用意

  先の“必須サービス”のところでご紹介した連絡先を広げ、学校や公園、スーパー、コンビニ、官公庁、公共施設など、周辺の主要施設を地図に明記した町会や商店会作成のしおりや手づくりのガイドマップを配布されているオーナーさまも。地方などから出てきた入居者をサポートするツールとしては、非常に有効といえる。

こうしてご紹介してみると、ちょっとした手間と費用で“プラスαサービス”が可能なことがわかります。要は、不安な状態にある入居者に、いかに“かゆいところに手が届くサービス”をするかが大切といえるでしょう。

サービスも物件の「価値」の一部と考えることが必要な時代

 実際に、オーナーさまがこうしたちょっとしたサービスや気配りを実施されている物件は、周辺でも人気物件となり、入居者の紹介などを含めて空けば次の入居者が決まってしまう、ということも少なくないようです。 もちろん、建物のクオリティや設備の充実も、人気物件の重要な要素です。しかし、同時に、サービスや配慮などのソフトも、入居者にとっては物件の「価値」を判断する大きな要素となっていることがうかがえます。 中でも、不安も焦りも抱きがちな新しい入居者をサポートするサービスは、オーナーさまの経営姿勢を伝えるとともに、良好なコミュニケーションを形成するきっかけとしても、非常に大きな意義を持っています。 一般のサービス業でも、ともすれば“いかに商品を売るか”が重視されがちですが、長くお客さまに選ばれ続けるには、“買っていただいてからが大事”といわれます。そして、賃貸経営の場合でいえば、まさにその第一歩が、この入居時のサービス提供であると考えられます。 いい入居者に長く住み続けてもらい、かつ評判の物件とするために、ぜひ、可能なところから取り組んでみられてはいかがでしょうか?

入居時のサービス提供のポイント
★新しい街・生活で不安を抱える入居者の立場になり、
何かひとつでも“心温かい”サービスを。
★必要な情報提供と小物サービスだけでも、入居者に喜ばれ、
良好な信頼関係づくりにつながる。
★オーナーさまの考え方や住まい方の基本ルールなども、しっかり伝えておく。
★サービスも物件の「価値」の一部と考え、無理のない形で
レベルアップを検討していく。


※年に4回発行される東京賃貸住宅新聞より抜粋

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