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平成29年7月25日 財産を次世代へつなぐために!〜幸せな相続を考える〜

「次世代へ資産を引き継ぐために必要なポイント」 講師:税理士・司法書士 渡邊浩滋氏



平成29年7月25日(火)、御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンターにて上記テーマのセミナーを開催しました。
税理士兼オーナーとして有名な渡邊浩滋氏を講師にお招きし、「幸せな相続を考える」ためには、税金対策だけではなく、「家訓」を引き継ぐことが重要であるというテーマのセミナーが始まりました。概要は、以下の通りです。

賃貸経営にとって必要な基礎知識
これからの賃貸住宅経営にとって必要な基礎知識は、次の3点です。
1.相続になるまでに対策をすれば良いと、のんびり考えている方が多いのですが、万一、認知症になったときのことを考えて、後見制度を知っておくことが重要。
2.賃貸経営に興味が無いのに相続したネガティブ大家さんと、厳しい状況でも賃貸経営を残していこうとするポジティブ大家さんとに二極化していること。
3.東京23区でも空室率30%超の時代では大家業がなくなるかもしれないので、新しい発想が必要であること。

相続対策の基礎知識
相続を考える前に必要な基礎知識について、税理士の立場からご説明いただきました。
1.まず相続税計算について、基礎知識の復習後に実例を説明。
2.相続対策の前提として、引き継ぎたい賃貸経営かどうかの見極めが必要。現在のキャッシュフローの実態について把握しましょう。
3.節税に重きを置いて借金ばかり増やしている、将来を考えないで安易に賃貸住宅を建てたりしているなど、相続対策の落とし穴の実例を説明。

事業承継が成功するためには、「家訓」作りが重要
1.事業承継の対象となる賃貸住宅を共有にしたり、遺言書を作ったことを相続人に隠したり、具体的な賃貸経営方法を書いていないような遺言書を作っても事業承継は上手くいかない。
2.相続で、親の思いを伝える「家訓」を残すと事業承継が上手くいく。「無駄な借金はしない、関係業者とは仲良くする、入居者に愛情を」など、相続人に何をして貰いたいかを明確にする。「家訓」を作ると、やるべきことと経営のよりどころが明確になり、親の思いが伝わり、事業承継が上手くいく。
3.親から子へ承継すべき3つの大切なことは、「人脈」「ノウハウ・思い」「優良な資産」です。

実際に、「家訓」作りをしましょう
1.準備作業として、資産の棚卸しをするとともに、「経営ノウハウ」「修繕履歴」「保険」「パートナー」などの目に見えない資産の棚卸しもしましょう。
2.家訓を作った後の家族との共有、家族会議の実施、事業改善計画の実施、事業承継の実施に至るまでの進捗が話されました。

今までの相続対策というとテクニックに走る節税対策が中心でしたが、次世代に残すべき「家訓」の考え方から説明されたセミナーはとても新鮮で参考になるものでした。


セミナー、相談会の様子
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